奈良の田舎で、庭にツルツルした幹の花をみたことがある。祖父から「猿もすべって落ちるほどツルツルしているから、サルスベリだ」と教えられた。小学生への冗談だと思っていたが、本当だった。初夏から秋までの長期間、きれいに花を咲かせることから、別名を「百日紅(ヒャクジツコウ)」という。
栃木県小山市の“蝶々さん”から、写真が届いた。
「サルスベリの見頃は真夏でしょうが、10月頃まで咲きますので、もうしばらくは楽しめます。撮影した年や場所(京都市、栃木県小山市、群馬県藤岡町)は違いますが、7月下旬から8月中旬の画像6枚を添付します。原産地は中国南部。日本への渡来は従来江戸時代初期とされていたが、宇治・平等院の池からそれより600年もさかのぼるという知見が得られている。」さらに、花言葉もそえられて、「枝先に花が群生する姿が華やかで堂々としているから「雄弁」。サルでもすべりそうなほどツルツルとした幹から「愛嬌」「不用意」。朝鮮半島の伝説から「あなたを信じる」「潔白」」
あなたは、どの花言葉が好きですか?(masa)