ソバの原産地は中国南部説が有力だが、ベトナムでは食しているのだろうか?春播きの夏ソバもあるが、夏播きの秋ソバの花が今盛りとなっている。
ソバは自身の花粉では結実しないので、他茎の花粉を媒介する虫たちが主役となる。このため、いろんな虫がやって来る。花の匂いは臭いが、虫たちには魅力なのだろう。(蝶々さん)
日本でも5世紀ごろから栽培されてきたと考えられている。最近休耕田や耕作放棄地を使い、栽培面積は飛躍的に拡大してきているが、その消費量の80%は輸入で、その80%超が中国とのこと。JVFCのメンバーに聞くと、ベトナムではソバを食べる機会はなさそうで、来日してから食したという意見が多い。地理的に韃靼ソバに近い所と言えども、小麦におされ、食習慣はなかったようだ。(masa)