オシロイバナ科に属し、和名は黒い種子を割ると、白い粉状のものがあり、それがおしろいの粉のようなのでこの名がつけられた。原産地はペルーなどの熱帯アメリカで、日本には江戸時代に中国を経て入り、各地で野生化した。
開花期は6月~10月、花の色は赤、オレンジ、黄、ピンク、白、それらの混合など、多種。オシロイバナの草全体、特に根や種にはトリゴネリンという毒があり、誤って口に入れてしまうと、嘔吐や腹痛、下痢といった中毒症状を起こす危険性がある。
世の中「コロナ」で夜の活動は特に、自粛が必要だが、オシロイバナの開花は夕方から翌日の午前中くらいまでで、一日花と呼ばれることもある。しかし、次々に新しい花が咲くので開花期間中ずっと花が咲いているように感じられる。(蝶々さん)