3月11日山中湖畔で富士山を鑑賞した。NPOとして留学生達と宿泊の旅ははじめての機会であった。ダイヤモンド富士を見て欲しかったのだが、道路凍結による危険も考慮し、1か月延期した。11日の日の入り(17:54)は黒い雲が立ち込め、ほんの少し夕日が顔をのぞかせたばかりでややがっかり。12日の日の出(06:01)は、05:20に鑑賞ポイントであるきらら公園の海岸に到着したが、すでに多くの人たちがカメラを持って待ち構え、早い人で1時間前から待機していたとか。
それだけ、富士の姿の変化に魅力があるのだろう。気温は-5℃、靴の指先がしびれるほどの体験。雲ひとつない雪景色がくらやみの中で姿をあらわし、
じょじょに湖水に映す様を楽しんだ。年に10回以上撮影に来ているという人は「今朝の山は絵のようで面白くない。少し霧が山にかかっているのを期待していた」という。私も、見てもらいたかったのは赤く染まった姿であったが、ほんのりと変化しただけでややがっかり。気象条件が味方しなかったようだ。
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