いちょう並木といえば、北海道大学構内の黄金色の並木道が思い出される。我が家近くの街路樹も立派なものだったが、今年は10月の台風による塩害で、風向きによって影響を受けたところは落葉、落実が進んでしまった。
しかし、潮風が軽微だったところは、やっと例年どおり、黄金色に色づき、黄金色のじゅうたんも見られるようになった
ぜひとも、来春には、まだら模様となっている街路樹や庭木に元気がもどり、いつもどおり芽吹いてくれることを願うばかりだ。
いちょうの木は、中国原産で食用、観賞用、材用として栽培されたとのこと。
雌株にできる種子は銀杏として食用されるが、生では有毒で、落下した果実が異臭をはなち、素手で触れたらアレルギー性皮膚炎を誘発するし、掃いても掃いても落ち葉じゅうたんで、やっかいなものではあるが、しばらくは黄金色を楽しむことにしよう。(masa)